2022-01-01から1年間の記事一覧
自分は何のために生まれてきたのだろう。 そうはっきり考えたのは小学一年生くらいの時だったと思う。 あの時の僕には何もなかった。 未来も夢もなかった。何になりたいとか何がしたいとかもなかった。 同じクラスメイトの子たちには、サッカーが得意な子、…
先日のことであった。僕がアルバイトしているミスタードーナツでの店長とキッチンのおばちゃんの会話が耳に入った。 「なんで天気予報ってこんなに当たらないのかしら。湿度や気温で作る量を調整しなきゃいけないのに、本部の気象予報が当てにならなくて困る…
今の日本の現代社会では、自分が完璧でなければならないという葛藤に苦しむ人は多い。これも完璧主義という幻想の作り出した罠だ。 僕がここで言いたい完璧とは、他者と比較することもそうである。僕は大変ありがたいことに、自分にないものをすごいと思えた…
知人から、僕の推薦図書を教えてほしいとリクエストをいただいた。そのようなリクエストをいただけるとは、大変有難いことである。もしかしたら今後もこういったことがあるかもしれないと思ったのと、このあたりで自分の人生を、哲学を、倫理を構築してくれ…
雌雄という生殖のための対になる区別がある以上、異性を好きになるというのは非常に自然なことである。 この世に生を受けてから20年以上経過してもその感覚を知らずに生きる人もいれば、恋愛体質的で、常に異性との交流が途切れない者もいるというのも事実…
人は簡単に壊れる。 それは精神的な意味で。 内側の変化は外からは見えない。 そしてそれは本人でも気づかないし、他者が気づくことはもっと難しい。 人の肉体には、遺伝子によってプログラムされた生存本能がある。命の危機に晒された時、防衛本能としてス…